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授業内容のご報告

  最近のふみちんの授業の配分は相変わらず授業の大半を占める宗教(カソリック)の授業、音楽の授業、日本語の授業、そしてや~っと英語の授業が始まりました。これまでの授業の内容及び私のちょっとした感想を残したいと思います。

 



 宗教の授業:(日本で言うところの道徳の授業でしょうか?)
  新約聖書絡みの授業が多い気がします。私自身もキリスト教に関してはある程度の知識があるのですが、物語系の宗教観は子供達にとって説得力があるのかもしれませんね。子供達も物語のハラハラするシーンやら、ほっとするシーンやらで理解しやすいのでしょうなぁ。。。それにしても子供の洗脳は早いことと早いこと。ふみちんすっかりジーザスっ子です(苦笑)。子供は『なぜ』という疑問が起こりますが、宗教はそれに対して子供が簡単に納得できるようなヒントがあるんでしょうか?

  音楽の授業:
  実はふみちん、ピアノを習い始めていたのですが、ご報告できないほどピアノ嫌い(苦笑)。そのピアノ嫌いも学校の音楽の授業も絡んだせいか、最近はピアノに真剣なふみちん。学校の音楽教室ではリズムを勉強したり、お歌のお稽古に励んでいる模様です。それにしてもリズムって学ぶものだったんですね~。すっかり忘れています(苦笑)

  日本語の授業:
  家でも外でも英語しか話さない娘にとって日本語の授業は所謂外国語の授業です~。日本に一時帰国するたびにそ日本語が喋れずフラストレーションが溜まり、今度こそ日本語話せるようになると誓う娘なのですが、数ヶ月経てばすっかりその気持ちも綺麗すっかり消えてしまう娘。そんな娘ですが、日本語の授業が今では楽しいようです。なんせ周りも日本語初めてのOZキッズばっかりですから(笑)。自分ひとりだけじゃないと気持ちに余裕ができるようです♪

  英語の授業:
  ここからが大切なところ。前者が情操教育だとすればココからがアカデミックな授業。。。あ、日本語はあくまでも外国の文化の紹介程度なので今の段階ではアカデミックな授業とは言いがたい気がします。アカデミックな授業になる日が待ち遠しいんですけどね。
  英語の授業と言えば、自分が勉強した時の英語の授業とはかなり違うんです。って当たり前なんですけど(笑)。以前ご紹介したPhoncsが中心なのですが、このPhonics、実は侮れないようで、PhonicsをマスターすることによってSpellの上達度もかなり違うらしいんです。なのでPhonicsにはかなり力が入っています。もう分かっているよと思ってもそれでもまだまだってくらい教えられています。そういえば、私が英単語のSpellを習得する時はいつもローマ字読みして覚えたものですが、英語が母国語の彼らにとってローマ字ってなに?ってくらいですから。彼らがSpellをマスターするのはこのPhonicsがKey となるようです。

  そしてもうひとつ私が気になっていること。歴史の授業です。

  もちろんふみちんは歴史の授業なんてまだまだ先の話ですが、もうすぐANZAC DAYであることから、学校側がどういう形でこの記念日を教えるのか気になっていました。WikipediaによるとANZAC DAYはもともと第一次世界大戦の兵士達の追悼の記念日だったようですが、第二次世界大戦後、戦争に参加した全兵士に対する記念日に変わったようです。(http://ja.wikipedia.org/wiki/ANZAC%E3%81%AE%E6%97%A5)歴史上、戦争に関して日豪には苦い思いでもあるわけで、白人系OZ生徒90%以上のふみちんの学校でどう表現されるのかかなりハラハラしていました。このANZAC DAYに関してふみちんの学校でも式典があると言うことで私も見学してきました。結果、私が思っていた事態にはなりませんでした。引退した兵士及び現役の兵士が招かれて生徒にお話しするのですが、お話の内容は敵兵の話だとか戦争の残虐性だとかそんな話には一切触れず、引退した兵士からは当時はよく先生のいうことを聞いたものだ、という話、現役兵士からは現在行っている救助活動等子供達に分かる程度の言葉で話していました。ほっとしたのと同時に彼らの今は亡き同志たち達への敬意が態度に表れ、ちょっと感動してしまいました。戦争問題はこれからも娘は学んでいくことになると思いますが、いかに適切に伝えて行くかが今後の課題です。  
by migichan6 | 2010-04-24 07:39 | 学校のお話
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