日豪社会保障協定

  日系企業で働き初めてはや3ヶ月が経ちました。当初は日系で働くことにかなり臆病だった私ですが、その後皆さんに支えられながらなんとかやっております。

  ところで日系会社で働くとローカルの会社の仕事に加えてちょっとした知識を要求されることを思い出しました。日豪間の制度の違いに対する理解とその対応です。私の仕事から言えば、オーストラリアの会計基準と日本会計基準の違いの理解やら、税法を初めとする諸規則/法律の違いの理解とその対応という感じです。違いを理解することは各々の仕組みの理解を更に深めるというイミで有意義ですが、今まで使っていなかった脳みそをフル回転すると別に残業もしていなかったのに、どっと疲れが出てしまいます。。。もう歳ね。。(苦笑)。

  今日は、来年から施行される日豪間の社会保険に関する規定に関して講習会があったので行って来ました。

  私がオーストラリアに引っ越してきた2000年、日本を出発する際にお役所がらみの手続きは一通り終えてきたのですが、年金に関してはちょっとした問題がありました。ご存知の通り年金は一定の期間かけ続けなければ、掛け捨てという形で諦めなければ無いので、私のように居住地を日本国外に変えざるを得ない者としては、諦めざるを得ませんでした。(任意で二重払いするほどお金もなかったしね)。ですが2009年度から日豪社会保障協定により、その一定のかけ期間の算定方法が変わるというのです。つまり今までは最低かけ期間25年間支払い続けない限り日本の年金を受け取れなかったのですが、例えば日本で10年間働きオーストラリアで15年間働き続けたとき、この両者を合算して日本の最低かけ期間25年間としてみなし、日本の年金受給対象者として申し出ることができるというわけです。もちろん支給金額はこの場合だと掛けていた10年分が対象です。で今回ちょっとびっくりしたのが、この手続きがセンターリンクでできるというのです。しかも日本語を話せるスタッフも常備するとのこと。

  講習会ではかなり細部に渡って説明があったのですが、それでも講習会のテキストは概念に対する要約だったので、私も含め受講者はちょっとした混乱があったりしました。質疑応答を通して日本と豪州との違いを少しずつ理解したように思えます。また霞ヶ関のお役所さんのおっちゃんたちの考え方に自分の仕事に対する考え方にヒントを得たりと自己満足してきました(笑)。とかく日本の年金に関してはいい話を聞きませんが、今回の講習会でお役所の方が講習を始める前に頭を下げて謝罪していたことは印象的でした。

  日本で住んでいたら、年金問題なんてきっと文句言っていただろうなぁ~ってふと思いながら、こういう考え方が出来るようになったのはオーストラリアに住むことができたお陰かも。

  それにしても拠出金はどこからでてくるんだろう。。。

  シドニーは明日12月13日講習会があるようですよ。
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by migichan6 | 2008-12-12 20:50 | 仕事のお話
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