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その後の日本語教育

  保育園で女友達といざこざのあるふみちんですが、さてそんな彼女の主言語はもちろん英語。7月に日本に約一ヶ月も滞在した彼女はオーストラリアに帰ってからも暫く日本語での会話が続いていたのですが、最近は専ら英語。彼女は日本語を理解することはできるのですが、が、返ってくる言葉はいつも英語。彼女いわく、自分はOZなので英語を話す必要があるんだと。。。う~~ん悔しい。。。

  生まれた子供を完璧なバイリンガルに育てることは、国際結婚したカップルによくある話。(最近はトリリンガルも珍しくないようです)。完璧なバイリンガルに育てるべく、親の母国語に徹底した言語教育が始まるのですが、2カ国以上の言葉で育てると決まって子供の言語発育が遅れるとか、途中で子供達がストレスを感じ始めるだとか後ろ向きな話ばかり。輝かしい未来に向かうにはその準備段階は相当の努力が必要だってことなのね。

  ミックスの子供の自然な二ヶ国以上の言語習得は、いわゆる学習によって取得される後天的な要素とは異なり、成人するにつれて自然に身につくと思いがちだけど、ふみちんのように保育園歴が長い=早くから社会に出始めた子供にとってはその必要性が差し迫っている言葉に集中しやすいのでは?と最近思うわけであります。現にふみちんは日本に帰国すると何にも言ってないのに日本語を話しだすし、オーストラリアに戻ると極端に日本語を口にするのを嫌がる。う~ん、子供は侮れない。。。彼女は既に『使い分け』の術を身に着けているのであります。

  ここで親のほうが挫折をするかが、娘の将来を左右するのかもしれません。。。たぶん。だって、大抵のミックスの子供は大きくなると『なんでお母さんの言葉教えてくれなかったの?』と文句を言い始めるんだって。今押し付けても文句言われ、押し付けなくっても将来文句言われるのね、勝手なものね。。。(苦笑)

  言葉の拒絶こそはするけれど、カメラを向けるとピースする彼女は、日本の文化はて日に日に吸収しているのであります。こうやって知らないうちに洗脳するのも手かもね(笑)
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by migichan6 | 2007-10-21 15:01 | 子育てのお話
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