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保護者面談

  一昨日保育園でオーストラリアに来てはじめて保護者面談がありました。
  
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  日本の保育園で保護者面談っていうのはあったのですが、オーストラリアに来て先生と個室で面談するのはこれがはじめて!って他の保育園がやっていなかっただけなので園の方針によって異なるんでしょうね。

  今年8月に5歳を迎えるふみちんは保育園では年長さん。去年も年長さん組だったんだけどネ。日本の幼児施設とは異なり、学年はあまり重視されていないような印象を受けます。クイーンズランド州では6月の段階で5歳になる子供達は日本で言うところの小学校に行くことができます。とは言ってもPre-schoolといって小学校にあがる前の準備のための公共教育施設っていう感じかな?もっともSchoolとは名ばかりで、授業内容は保育園/幼稚園で学ぶSocial Skill(社交性/団体行動とでも訳しましょうか?)が中心。ふみちんは8月生まれなのでPre-schoolは来年の1月からになります。

  生後8ヶ月より保育園に通い続けたふみちんですが、5回も保育園を変えたにも係わらず実にうまく溶けこんだ彼女。なかでも去年のクラスメイトは本当に仲良しでふみちんは保育園から帰りたくない、土日も保育園に行きたいというくらい保育園大好きっ子でした。そんな仲良しのクラスメイトの大半が今年はPre-schoolへあがってしまい、置いてきぼりにされた感があったのか今年の保育園のはじまりは彼女にとって実に辛いものだったようです。保育士さんもそのことはよ~く分かっていて、ふみちんの園生活でのSocial Skillやら学力に対する問題はないと断言しながらも、今年の初めのふみちんの不満もちゃんと説明してくれました。

  こんな事情もあり、旦那は今年ふみちんを学校に行かせてあげれなかったことにと~っても不満。確かに早期の学習機会はいい気がしますが、保育園と学校の違いに戸惑う児童も多いことも確かなのです。学校の先生は大勢の児童を抱え一人一人に対するケアが保育園に比べどうしても希薄になってしまい、その違いに子供達は不安を感じるようです。このギャップを埋めようとするのがPre-schoolの目的のようですが、それでもPre-schoolに行く子供達はなかなか適合でき無い子も多く、特に共働きの家庭はこの事情に苦労しているようです。先生に構ってもらわなくっても大丈夫という自立心、色々な子供とうまくやっていける自信がKeyのようです。
  
  最年長になってしまったふみちんは小さい子、新しく入園してきた子の面倒をよく看てあげて、自信をつけていて今年保育園に在籍してよかったというコメントを先生からしてもらいほっとしていたところ。面倒をみてもらうことはあっても面倒をみてあげる機会がない一人っ子のふみちんにとって有意義な一年になりそうです。

  子育てはどんな状況でも不満がありますが、与えられた情況で最善を考えるのがいいのかもね。
by migichan6 | 2009-04-23 04:19 | 保育園のお話
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